今回の記事こんな人にオススメ!
- 効率的なTOEIC対策の勉強法をお探しの方
- 確実にTOEICスコアアップに繋がるアプリを知りたい方
- スタディサプリTOEICの徹底解説を閲覧したい方
今回の記事では、“スタディサプリTOEIC”を実際に契約し、使用した実体験から本アプリの概要と利点を徹底解説していきます。
実は、本アプリを利用し、万年500点台から2ヶ月で800点、半年で900点、最終的にほぼ満点水準の960点の高得点者になることができました。
なので、留学経験/海外赴任経験や日常的な英語使用の機会に恵まれずとも、本アプリの利用で“ほぼ満点水準”のTOEICスコアが取得可能であることを証明しましたが、その実体験とTOEIC高得点者の目線から『スタディサプリTOEIC』を徹底解説します!
むえんじゃプロフィール
- 院卒理系20代/研究職
- 留学経験/海外赴任経験無し、日常生活で英語使用頻度ゼロの純国産
- 独学の“効率的学習”/短期間・短時間で成果!
- TOEIC:2ヶ月で500点台→825点, 半年で935点, 7ヵ月で960点取得!
Contents
- 1 スタディサプリTOEICの概要
- 2 スタディサプリTOEICの学習コンテンツ
- 2.1 パーフェクト講義(全150レッスン/勉強時間目安~50時間)
- 2.2 実戦問題集(全10回分の模擬試験/勉強時間目安~200時間)
- 2.3 実戦問題集NEXT(全10回分の模擬試験/勉強時間目安~200時間)
- 2.4 TEPPAN英単語・熟語(単語:1500語, 熟語:530語/勉強時間目安~10時間)
- 2.5 パーフェクト講義-英文法(全53レッスン/勉強時間目安~10時間)
- 2.6 基礎講座(勉強時間目安~8時間)
- 2.7 1分クイズ(全109レッスン:2023/8現在)
- 2.8 アダプティブ講義(AIによる問題演習)
- 2.9 デイリーレッスン(旧日常英会話)
- 2.10 オートリスニング(旧日常英会話)
スタディサプリTOEICの概要
“スタディサプリTOEIC”は株式会社リクルートが運営するオンライン学習サービスで、スタディサプリシリーズの1つです。
スタディサプリシリーズには“小学講座”・“中学講座”・“大学受験/高校講座”・“スタディサプリENGLISH”の4つの区分に分かれており、スタディサプリENGLISHの中に“新日常英会話コース”・“TOEIC L&R TEST対策コース”・“ビジネス英会話コース”の3コースが存在します。
ここでは、“TOEIC L&R TEST対策コース”の、通称スタディサプリTOEICに限定して徹底解説します。
本アプリは恐らく認知度が最も高いTOEIC対策アプリであり、充実した豊富なサービスが利用できます。
スタディサプリTOEICの特徴
“スタディサプリTOEIC”の特徴は以下の通りです。
スタディサプリTOEICの特徴
- 網羅的な豊富なコンテンツ
- 初級者から上級者まで対応
- AIを利用した効率的な弱点対策学習
- 体系的な勉強の進行が可能
私自身が500点台からほぼ満点水準の960点まで本アプリでカバーできたことから、初級者から上級者まで対応の十分なコンテンツが搭載されていることは明白な事実でしょう。
また、書籍での学習が上手くフィットしなかった私としては、スタディサプリTOEICの体系的な勉強の進め方が非常にマッチしました。
スタディサプリTOEICの料金プラン
次に、“スタディサプリTOEIC”の料金プランを解説します。
本アプリでは、完全個人学習の“ベーシックプラン”と専属コーチと徹底伴走で学習の“パーソナルコーチプラン”の2種が存在します。
私個人は、ベーシックプランでTOEICほぼ満点水準まで到達できましたが、個人学習のモチベーション維持や意地でも短期間で成果を挙げたいなど、金銭的に余裕があり結果に貪欲ならば勿論専属コーチが付いた方がより学習効率は良いでしょう。
料金面では、ベーシックプランでは月額3000円前後とおおよそ書籍1冊分の価格となっています。単語・文法・Part別対策・模擬試験と網羅的な学習コンテンツが収録されているので、毎日30分でも勉強できるなら十分にリターンがあるでしょう。
TOEIC公式問題集(試験2回分)が3,300円で、本アプリには模擬試験20回分収録されているので、模擬試験だけ見ても年間プランの料金分をカバーできるような内容になっています。
プラン | ベーシックプラン | パーソナルコーチプラン |
---|---|---|
1ヶ月プラン | 3,278円 | ー |
3ヶ月プラン | ー | 74,800円 (月額24,933円) |
6ヶ月プラン | 18,348円 (月額3,058円) | 107,800円 (月額17,967円) |
12ヶ月パック | 32,736円 (月額2,728円) | ー |
“ベーシックプラン”の利用期間に関しては、個人のTOEIC目標に応じて期間設定を行い、それに合った料金プランを選ぶと良いでしょう。
下記に示す7日間の無料体験で“スタディサプリTOEIC”の学習コンテンツを体験してみて決めるのもありでしょう。
ポイント
ちなみに、学習コンテンツは豊富過ぎるので、平日1時間/休日3時間ペースで勉強を重ねた私が英語学習開始から7ヵ月で960点取得するまででもコンテンツの全てを完走できませんでした。
そのため、12ヶ月パックを選択してもコンテンツ不足で期間が無駄になる…なんてことはありません。
【公式】続けられるTOEIC® L&R TEST対策アプリ|スタディサプリENGLISH (eigosapuri.jp)
スタディサプリTOEICの学習コンテンツ
さて、“スタディサプリTOEIC”の豊富な学習コンテンツの解説に移ります。
学習コンテンツ
- パーフェクト講義
- 実戦問題集
- 実戦問題集NEXT
- TEPPAN英単語・熟語
- パーフェクト講義-英文法
- 基礎講座
- 1分クイズ
- アダプティブ講座
- デイリーレッスン(旧日常英会話)
- オートリスニング(旧日常英会話)
パーフェクト講義(全150レッスン/勉強時間目安~50時間)
“パーフェクト講義”ではTOEICの全Part別の頻出問題に関する講義を受講できます。
全150レッスンを各々以下の手順に沿って学習を進めます。
①例題(理解度確認問題)
②例題講義(解説動画)
③ディクテーション(聞き取り/書き取り)
④シャドーイング(ナレーションを追って発話)
各Partごとの体系的な頻出パターンを知ることができるので、一定レベルの文法力がある方はまず“パーフェクト講義”を進めると効果的。
実戦問題集(全10回分の模擬試験/勉強時間目安~200時間)
“実戦問題集”には全10回分の模擬試験(vol.1~vol.10)が収録されています。
実は、実際の試験に相当する問題演習部分を解くだけで十分な量になるのですが、以下のコンテンツが付随します。
①問題演習
②講義動画(問題の約1/3に解説動画有)
③ディクテーション
④シャドーイング
書籍であれば、「問題を解く→採点する→解説チラ見→終了」という甘えた学習が罷り通ってしまいますが、“スタディサプリ”は許しません。
講義動画による徹底的な問題解説とディクテーション、シャドーイングが問題ごとに付随するので勉強方法の確立を支援してくれます。
問題演習だけ行い、それ以外をスキップすることも可能です。もちろん、ディクテーションやシャドーイングまで全ての問題に対して行うのはつらく、大変な勉強にはなりますが、書籍で点数が上がらずスタディサプリでほぼ満点水準まで上がった私が「確実にこれらの過程は点数UPに結び付く」と断言します。大変さに見合う以上の成果は上げることができるので挫けずトライしてみてください。
ちなみに、模擬試験1回分に対して、講義動画・ディクテーション・シャドーイング全てを行うと約20時間掛かります。なので、“実戦問題集”の完走には約200時間掛かります。
実戦問題集NEXT(全10回分の模擬試験/勉強時間目安~200時間)
“実戦問題集NEXT”は“実戦問題集”と同じく、さらに全10回分の模擬試験が収録されています。
コンテンツ的には同様に講義動画・ディクテーション・シャドーイングが存在します。
私は、7ヵ月で960点取得に至るまでに実戦問題集NEXT完走は出来ませんでした(笑)。コンテンツ多すぎです。
“実戦問題集”より“実戦問題集NEXT”の方がほんの僅かに難易度が高い印象です。
TEPPAN英単語・熟語(単語:1500語, 熟語:530語/勉強時間目安~10時間)
“TEPPAN英単語・熟語”では全2000語を超える語彙を問題形式で学習できます。
2000語は一般的なTOEIC対策用の単語書籍1冊分に並ぶor超える水準なので、十分な内容でしょう。
〇TEPPAN単語(全1500単語)
・目標600点(750単語)
・目標730点(340単語)
・目標860点(230単語)
・目標990点(180単語)
〇TEPPAN熟語(全530語)
・目標600点(230語)
・目標730点(230語)
・目標860点(70語)
パーフェクト講義-英文法(全53レッスン/勉強時間目安~10時間)
“パーフェクト講義-英文法”では、高校レベルの文法が網羅的に学べます。
ポイント
- 基本時制(現在・未来・過去・完了形)
- 仮定法
- 不定詞、動名詞
- 受動態
- 関係詞
- 比較級
- 副詞、前置詞、接続詞 etc
コンテンツとしては、チェック問題・解説講義(動画)・問題演習が存在します。
本講義を受けると良く理解できますが、TOEICで出題される文法は学校で習う基礎レベルです。
学校では長い期間掛けて学ぶため記憶が蒸発しますが、本講義では体系的にさっくり学ぶことができるので、要点を抑えて理解しやすいです。
基礎講座(勉強時間目安~8時間)
“基礎講座”では『基礎英文法/基礎単語/基礎リスニング』の3コンテンツが収録されています。
〇基礎英文法(全30レッスン/勉強時間目安~3時間)
→文の成り立ち、各品詞、時制、態など
〇基礎英単語(1206単語/勉強時間目安~3時間)
〇基礎リスニング(全11レッスン/勉強時間目安~2時間)
→音の変形(繋がる音、弱形など)
中学レベル~高校初期レベルの英語を学ぶ上での超初級レベルの基礎的な英語が収録されています。
1分クイズ(全109レッスン:2023/8現在)
“1分クイズ”では、日常的にふと使う表現をクイズ形式で英語表現を学ぶことができます。
例えば、「この写真インスタに投稿してもいい?」、「食欲の秋」、「早起きは三文の徳」などです。
汎用的な質問/依頼等の表現から、分かりそうで分からない名詞表現、日本語特有のことわざなどの覚えることができれば表現の幅が広げられる面白いコンテンツになっています。
1ヶ月に2つのレッスンが随時更新されて行っており、2023年8月現在では全109レッスン存在しています。
アダプティブ講義(AIによる問題演習)
“アダプティブ講義”では、AIによる効率的な問題演習が可能で、ユーザーの傾向に応じて問題が選定されます。
問題自体は“実戦問題集”、“実戦問題集NEXT”の使いまわしですが、アダプティブ講義用に新たに関先生の講義動画が収録されています。
問題が共通なので、『実戦問題集orアダプティブ講義』どちらを中心に進めるか決めて実施すると良いでしょう。
ポイント
- じっくり半年~1年スパンで900点↑水準を狙う場合は実戦問題集中心
- 期間(数ヶ月)でスコアを向上させたい(800点↑)場合はアダプティブ講義中心
アダプティブ講義を進めると、実戦問題集を利用して正答率から本番のスコア予測がしにくくなるのが難点かなと思います。
デイリーレッスン(旧日常英会話)
“デイリーレッスン(旧日常英会話)”では、スタディサプリの日常英会話コースの旧バージョンが利用できます。
TOEIC対策というよりは、完全に英会話を志向したコンテンツになっています。
そのため、TOEICで目標スコアを達成し、リーディング/リスニングというインプット寄りの学習からアウトプット寄りの学習に切り替えていく際に十分使えるコンテンツです。
TOEIC対策コースから日常英会話コースへの切り替えを考えている場合にも、どんなコンテンツかを確認するのに一旦試してみると良いでしょう。新日常英会話コースでは内容が刷新されているので、旧日常英会話の内容とダブりはないため、存分に体験しましょう。
オートリスニング(旧日常英会話)
“オートリスニング(旧日常英会話)”では、上記のデイリーレッスンで収録されている音声データを垂れ流してリスニング学習が可能です。
リスニング自体はTOEICでも必要な能力なので、手は塞がっているけど聴きながら作業はできる場合に垂れ流して並行学習すると良いでしょう。内容は日常的な学生同士の会話がメインになります。