TOEIC 書籍・アプリ

【AI×英語学習】“Santa TOEIC”実体験で徹底解説!(料金/内容/実体験)

2023年7月9日

今回の記事こんな人にオススメ!

  • 効率的なTOEIC対策の勉強法をお探しの方
  • 自分の弱点に応じた勉強を取り組みたい方
  • Santa TOEICの内容、向き不向きを知りたい方

今回の記事では、“Santa TOEIC”の年間プランを契約し、使用した実体験から本アプリの概要と利点を徹底解説していきます。

TOEIC公式初受験から半年で960点のスコアを叩き出した私だからこそ言える、『TOEIC攻略理解した者』の観点で徹底レビューします。

実は、TOEICスコアを半年で500点台から900点台へ引き上げた際に、“とある観点”で非常にこのアプリが活躍したんですね。

アプリの概要解説、実体験、効果的な使い方の流れで解説していきますよ!

むえんじゃプロフィール

  • 院卒理系20代/研究職
  • 留学経験/海外赴任経験無し、日常生活で英語使用頻度ゼロの純国産
  • 独学の“効率的学習”/短期間・短時間で成果!
  • TOEIC:2ヶ月で500点台→825点、半年で935点、7ヵ月で960点取得!

Santa TOEICの概要

“Santa TOEIC”はTOEIC特化の対策アプリの1つ。

その特徴は、高精度なAI技術を駆使した英語学習アプリであること。

2023年6月時点で400万人に利用され、2022年度の“e-learning大賞”にも選出される実績あるアプリです。

Santa TOEICの特徴

“Santa TOEIC”の独自性が盛り込まれた特徴は以下の通り。

特徴

  • ユーザーの正答率と問題種ごとの正誤傾向から高精度なスコア予測を算出
  • AI技術を駆使したアプリらしさが出た、超詳細な個人の傾向分析が閲覧可能
  • 講義動画は文法上の話だけでなく、確率論的な傾向データ、テクニック要素が大量に紹介
  • 問題解答後の解説にマーカーを引くことができ、記録を残せる。

公式には、20時間で平均165点アップ実績が謳われているように、徹底したTOEIC試験対策で“短期間で効率良く”スコアアップを狙う方にはオススメできるアプリになっています。

分析項目の一例

Santa TOEICの学習可能内容

コンテンツ

  • おすすめ学習(AI自動選択)
  • 各Part別問題演習
  • 各Part別講義
  • 単語
  • 実戦模擬問題

上述の通り、本アプリではTOEICに関する網羅的な学習が可能です。

特に、“Santa TOEIC”で独自性があり、かつ魅力的に感じたのは赤字の項目。

各コンテンツに関して徹底解説していきます。

おすすめ学習

おすすめ学習とは、“Santa TOEIC”を利用する中でユーザー各個人の弱点をAI技術により判断し、個々人に最適な~30分程度で実施可能な日替わり問題を選定してくれるコンテンツになります。

日替わり問題では…

・Part1~Part7問題または単語問題の中から3カテゴリの問題+小テスト

・4日ごとにPart1~Part7までで全13題が出題される模擬試験

基本的には毎日の日課として「おすすめ学習」を解いていくだけで、自身の弱点を知らぬ内に克服できる内容となっています。

おすすめ学習を解いて、毎日変動する予測スコアを見るのがドキドキして面白いのも英語学習のモチベーション維持に繋がりますね!

おすすめ学習画面

各Part別問題演習

このコンテンツでは、文法と構造を一から学べる“基礎問題”“各Partの問題”があります。

基礎問題(文章完成:202問、品詞の位置:301問、文法:305問)

Part1(物や背景の写真:35問、人物の写真:44問)

Part2(平叙文:67問、不正疑問文:36問、付加疑問文:28問、間接および選択疑問文:35問、一般疑問文:62問)

Part3(2人の会話&視覚情報との連携問題:43問、2人の会話:183問)

Part4(スピーチ&視覚情報との連携問題:23問、スピーチ:153問)

Part5(単語系問題:384問、文構造問題:211問、文法問題:270問)

Part6(記事/ウェブページ:10問、広告/レビュー:18問、お知らせ/案内/回覧:28問、メール/手紙:30問)

Part7(トリプルパッセージ:51問、ダブルパッセージ:40問、シングルパッセージ:144問)

各問題選択画面

各Part別講義

このコンテンツでは、Part7を除く各Part別の講義(~10分の動画)が閲覧できます。

ポイント

Santa TOEICの講義の魅力は単純に文法上の解釈に沿った解法だけでなく、“テクニック”的な要素をふんだんに解説してくれることにあります。

例えば、〇〇という単語が出た時には高確率で正解になる、〇〇というシチュエーションの場合は高確率でコレが正解!という感じです。

AI学習を駆使したアプリらしく、統計的な面からもアプローチしているところが面白く魅力的な点に感じました。

・Part1:32講義

・Part2:12講義

・Part3&4:8講義

・Part5&7:67講義

単語

Santa TOEICでは、全1853語という書籍1冊水準以上の単語数が収録されており、分類も明確で分かりやすいです。

TOEICでは、汎用的に出現する単語だけでなく、そのPart特化やリスニング特化の単語も存在します。

また、各ユーザーが狙う得点帯に応じた単語学習ができる点もGOODですね!

特に、リスニングで頻出の単語に関しては意味だけではなくて、正しい発音を理解することも点数アップに結び付けるには重要なので、細分化された単語勉強というのは非常に有効だったりします。

基礎完成:957語

必須リスニング:100語

必須リーディング:99語

必須Part1:50語

700点完成:242語

800点完成:207語

900点完成:198語

実戦模擬問題

実戦模擬問題は3パターン存在します。

実戦模擬試験(Mini):30問

実戦模擬試験(Half):100問

実戦模擬試験(Full):200問

Santa TOEICの価格プラン

“Santa TOEIC”は『無料会員』と『有料会員』の2つのプランが存在します。

当然ながら、無料会員の場合は使用できるサービスに制限が掛かる形になります。

講義動画に関しては、TOEICの裏側を知る感覚で他では詳細に知ることのできない情報が得られるので利用価値は高いです。

『講義動画が欲しい』/『テクニック要素を知りたい』/『スコア予測が欲しい』/『毎日の勉強プランを勝手に決めてほしい』という人には、十分有料会員をお勧めできるコンテンツだと思います。

項目無料会員有料会員
おすすめ学習△(小テスト制限)
問題演習×
講義動画
単語×
実戦模擬△(Miniだけ利用可)
その他復習クイズ利用不可

基本プランの料金は以下の通りです。結構な頻度で複数ヶ月プランがキャンペーン価格(11,800円/年間 23/7/9時点)となります。またリピーター割引も存在し、私が年間プランの使用後に提示されたのは年間9,800円のリピーター限定プランでした!

実際に、私は1年間プランを契約し使用しましたが、個人的には1年利用するにはボリューム不足、3ヶ月利用なら丁度良いボリュームでした。

プラン料金1ヶ月あたり
1年プラン19,800円
(キャンペーン時約12,000円)
約1,650円
(約1,000円)
3ヶ月プラン11,200円約3,700円
1ヶ月プラン3,900円3,900円
2023/7/9現在の価格

管理人の“Santa TOEIC”実体験レビュー

管理者は1年プランを契約しており、契約時のTOEIC点数は690点でしたが、契約期間内に960点を達成しました。

そのため、TOEIC高得点者としての徹底考察だけでなく、中級者目線でのコンテンツ利用によるスコアアップにも言及できます。なので、ビシバシ徹底レビューしていきます!

ちなみにSanta Toeic契約時にはTOEIC受験料全額還元のキャンペーン中だったので、15,000円のプランからTOEIC受験料7,810円を差し引いた7,190円(月額約600円)でSanta Toeicを使用できました。

Santa Toeicの“3つのメリット”

“Santa TOEIC”アプリの大きなメリットとしては以下が挙げられます。

メリット

  • アプリの高精度なTOEICスコア予測で攻略!
  • とにかく“おすすめ学習”で弱点克服!
  • 講義動画でテクニックを掴み、短期間でスコアアップ!

〇Santa TOEICの高精度なスコア予測

“Santa TOEIC”の魅力の1つとして、高精度なスコア予測機能があります。

「本当にこのスコア予測合ってるの…?」と不安に思う方も多いでしょう。

少なくとも自身の約半年での960点達成の過程で、スコア予測が本番の結果に沿っているのを確認できています!

Santa Toeic使用2~3ヶ月時点の公式スコアは885点

ただ、使用序盤の方はユーザーの正誤傾向データが蓄積されていないので、スコア予測のバラつきが大きくなることに注意しましょう!

AI学習を駆使したアプリならではの、高精度スコア予測はTOEIC学習を行う上で非常に活躍します。

  • スコア予測を見て、日頃の学習成果を可視化、モチベ維持に繋げられる
  • 各Part別学習のスコアアップの寄与度合が理解でき、特に弱点克服に繋がる

基本的に英語学習は、単純な暗記系資格のような簡単に成果が上がるものではないので、モチベーション維持や効果的にスコアアップに結び付ける術を知るというのが非常に重要になってきます

その中で、スコア予測を見つめなおして弱点克服や、日々のモチベーション維持・向上に繋げられる機能が存在するのは大変大きな利点と言えます。

〇万能な勉強“おすすめ学習”の利用

私が“Santa TOEIC”アプリを使用した中で、最も使用した勉強が“おすすめ学習”です。

  • 日頃の勉強法を悩まずに任せて楽に学習できる
  • おすすめ学習だけなら毎日~30分程度で完了するので継続しやすい
  • 各ユーザーの正誤傾向から弱点を割り出し徹底的に効率的な学習ができる

本当に手軽で、会社の昼休みの時間を利用して毎日Santa TOEIC学習は継続できていました。

〇テクニック要素満載の講義動画

“Santa Toeic”の講義動画は、基本的な文法事項に関するシンプルで明快な解説以外にも、短期間でTOEICスコアアップに結び付ける素晴らしい要素を兼ね備えています。

それが、統計分析に基づいたテクニックや頻出事項の紹介です。

例えば、Part2の質問文の先頭に疑問詞が登場した場合には、回答でYes,Noが入ってるものは誤りであることや、〇〇が聞こえた時は高確率で正解になりやすい、〇〇という単語はPart1で頻出で正解になりやすい等々。

必死に学習した正攻法が通じず、後2択が絞り切れない時などにこういった要素を知っておくと正答に結び付けることができます。

Santa Toeicの“2つのデメリット”

TOEIC高得点者の目線で徹底レビューするからには、デメリットを語らねばなりません。

デメリット

  • 高得点域(900点~)のユーザーにはボリュームが足りない
  • 本番を見据えた模擬試験は別途必要

×高得点域ユーザーにはボリューム不足

デメリットの1つ目は高得点域ユーザーにはボリューム不足になる可能性があることです。

“Santa Toeic”のアプリを隅々まで取り組むのなら十分なボリュームが存在します。しかし、日替わり学習を軸に勉強を進める場合には、残念ながら「物足らない…」

何故ならば、当アプリの日替わり学習ではAIが自動判断してユーザーの実力に応じた問題を選択してくれるのですが、高得点域になるにつれ出現する問題の幅が非常に狭まってきます(高難度問題Onlyになるため)。そうすると、何度も同じ問題を目撃するようになってきます。

ただし、高得点域と言っても900点水準のユーザーの話です。その領域をこれから目指していくユーザーにとっては特に気にすることはないかなと思います。

×本番を見据えた模擬試験は別途必要

デメリットの2つ目は模擬試験は別途用意した方が良いことです。

基本的にTOEICの公開テスト本番に向けて最終調整する際には、本番の形式に合わせた模擬試験対策は必須です。

つまり、本番の形式に合わせてマークシート記入による答案などの感覚はマネした勉強期間は取った方が良いということです。

近年ではアプリによる簡便な勉強法が主軸になっていますが、最終的には本番同等の環境構築と方法にチューニングして本番に臨むことは非常に重要であり、そういったところはアナログなやり方で1回分通しで慣れさせましょう。

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muenja

英語と無縁の生活を送る20代研究職“無縁者”
・英語嫌い&英語苦手気味
・留学経験/海外赴任経験“無し”
・業務内で英語を使う頻度はほぼ皆無
典型的日系メーカーの雰囲気に英語で抗う!

ここまでの英語学習の足跡
■TOEIC
(~2022.5)Ave.570点→(2022.12)960点取得
2022.5:TOEIC勉強開始
2022.7:TOEIC825点(2ヶ月で800点over)
2022.11:TOEIC935点(6ヶ月で900点over)
2022.12:TOEIC960点(自己ベスト)
■英検
2022.1:英検準1級勉強開始&受験

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